世界遺産「エローラ石窟群」へのアクセス方法は?観光情報も紹介!

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インドの世界遺産で有名なのはタージ・マハールですが、他にも数々の世界遺産が存在しています。

そんなインドに存在している世界遺産の1つ「エローラ石窟群」

今回はエローラ石窟群への日本からのアクセス方法や観光情報を紹介します。

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エローラ石窟群とは?

エローラ石窟群(Ellora Caves)は、インドのマハラシュトラ州に位置する古代の宗教的建造物群で、1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

エローラ石窟群 の場所はこちらです。

この遺跡は、紀元6世紀から10世紀頃にかけて作られた34の石窟寺院からなり、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の3つの宗教が調和して共存している点で特徴的です。

 

主な特徴

 

1. 建築と彫刻
エローラの石窟は、デカン高原の玄武岩層を直接掘り抜いて作られており、そのスケールと精巧な彫刻が魅力です。

特に有名な第16窟「カイラーサ寺院」は、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る寺院で、1つの巨大な岩を削り出して作られたモノリシック建築の傑作です。

 

2. 宗教的多様性
仏教窟 (第1-12窟):修行僧たちが利用した僧院(ヴィハーラ)や礼拝堂(チャイティヤ)が含まれています。

ヒンドゥー教窟 (第13-29窟):主に神話や宗教的エピソードを描いた彫刻が豊富で、壮大な装飾が施されています。

ジャイナ教窟 (第30-34窟): 精密な彫刻と、ジャイナ教の宇宙観や神々の図像が特徴です。

 

3. 文化的意義
エローラ石窟群は、インドの異なる宗教が共存し、相互に影響を与え合った象徴的な場所です。

その芸術性や宗教的寛容性は、当時の社会の価値観を反映しています。

 

エローラ石窟群は、アウランガーバード市から約30kmの距離にあり、観光地としても人気があります。

また、エローラ近郊には、アジャンター石窟群という別の世界遺産もあり、合わせて訪れる人が多いです。

もし旅行や芸術、歴史に興味があるなら、エローラ石窟群は一度は訪れる価値のある場所です!

 

エローラ石窟群への日本からのアクセス方法は?

エローラ石窟群へ日本から行く場合、一般的なルートは以下の通りです。

 

1. 航空便でインド・ムンバイ(Mumbai)へ

日本(東京、成田や羽田)からムンバイまでの直行便または経由便を利用します。

ムンバイへの直行便は10時間程度、経由便では乗り継ぎを含めて15~20時間かかる場合があります。

 

2. ムンバイからアウランガーバード(Aurangabad)へ移動

ムンバイに到着したら、エローラ石窟群に近いアウランガーバードに向かいます。

公共交通では航空機を使うのが最も早く行くことができます。

航空機

ムンバイからアウランガーバードへの国内線は約1時間のフライトです。

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インディゴやエア・インディアなどが運航しています。

列車

ムンバイからアウランガーバードまで鉄道で約6~8時間。事前にインド鉄道の予約が必要です。

バスまたは車

バスやタクシーで6~8時間のドライブでアクセス可能です。

 

3. アウランガーバードからエローラ石窟群へ

アウランガーバード市内からエローラ石窟群までは車で約30km(1時間程度)。

タクシー、レンタカー、または現地ツアーを利用するのが一般的です。

 

注意点

インド入国には観光ビザ(e-Visaなど)が必要です。

オンラインで申請できます。

 

エローラ石窟群周辺の観光スポットは?

エローラ石窟群周辺には、インドの文化や歴史を堪能できる他の観光名所も多くあります。

以下は主な観光スポットのリストです。

 

アジャンター石窟群

エローラ石窟から約100km(車で2~3時間)の距離にあります。

仏教の壁画と彫刻が見事な29の石窟寺院です。

紀元前2世紀から紀元後6世紀にかけて作られたもので、鮮やかな壁画が残る点が魅力です。ユネスコ世界遺産に登録されています。

日本人の感覚からすると決して近いとは言えませんが、広大なインドの規模を考えるとこれでも近い距離なのかもしれません。

 

ビービー・カ・マクバラ

アウランガーバード市内(エローラ石窟から約30km)の距離にあります。

小さなタージ・マハル」として知られる白亜の墓廟で、17世紀にムガル帝国の王子アウランガゼーブによって建てられました。

 

ダウラターバード城塞

エローラ石窟から約15kmの距離にあります。

14世紀に建てられた歴史的な城塞で、険しい丘の上にあり、防御性に優れた設計がされています。

歴史的な要塞の構造とアウランガーバードの景観を一望できます。

 

パンチャキ

アウランガーバード市内にある、17世紀に建設された水力システム。

自然の水流を利用して機械を動かした技術が見られます。

インドの古代工学の知恵を体感できます。

 

グリシュネーシュワル寺院

エローラ石窟からすぐ近く(1km未満)です。

ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る寺院で、12の「ジョーティリンガ」(シヴァ神の聖なる象徴)の1つに数えられます。

 

ロナパーワータール

アウランガーバードから約150km(車で約3~4時間)です。

隕石の衝突で形成された塩湖で、世界的にも珍しい自然の地形をしています。

自然愛好家や地質学ファンにおすすめの場所です。

中には決して近いとは言えない観光スポットもあるものの、

これらのスポットを組み合わせれば、エローラ石窟群の観光とともに、インドの歴史、文化、自然の多様性を満喫できます!

 

まとめ

エローラ石窟群へのアクセスと観光情報でした。

他にもインドには世界遺産がありますし、世界遺産巡りだけでもかなり満喫できそうです。

日本にはないインド独特の遺産を巡りながら、本場のカレーも堪能したいですね♪

 

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